オーパスワンはこの20年ほどで、
大人気となったカリフォルニアワインです。
1979年、ロバート・モンダヴィと、
フランスのシャトー・ムートン・ロートシルトが、
ジョイントして始まりました。
オーパスワンの特徴は、
ボルドーワインの貴婦人のごとき滑らかなエレガントさ、
そしてカリフォルニアワインの、
力強く深みのあるコクを持ち合わせているところにあります。
1983年に初めて79年のオーパスワンが発売されましたが、
カリフォルニアワインの常識を覆すともいうべき、
50ドルという破格の高価格となりました。
「一本のワインは交響曲、一杯のグラスワインはメロディ」
というコンセプトから命名されたオーパスワンは、
音楽用語の作品番号1番を意味します。
そのコンセプトと芳醇な味わいは、
破格とも言われた高価格などものともすることもなく、
あっという間に完売状態となるほど人気となりました。
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