シャトー・オー・ブリオンは、1855年の格付けにおいて、
唯一メドック以外のシャトーから選ばれた赤ワインです。
その味わいはボディが厚く、タイト。
ポテンシャルが十分に発揮されるまでに、
長期熟成を要する伝統的な造りは、
押し出しの強いラ・ミッションと対照的と言えます。
またときにメルロが、
カベルネ・ソーヴィニヨンより多くなるアッサンブラージュも
シャトー・オー・ブリオン独特のもので、
余韻に混じる野性的なアロマが、
個性的、かつ馥郁たる性質を醸しだします。
シャトー・オー・ブリオンは、
第三代アメリカ合衆国大統領トーマス・ジェファーソンが、
こよなく愛した赤ワインとしても有名です。
現時点では何とも言えませんが、
メドック以外から第一級として格付けされたことを考えると、
当時のシャトー・オー・ブリオンがどれほどの味わいがあったのか、
とても興味深いところです。
そんなシャトー・オー・ブリオンの価格はどれくらいでしょう。
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